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公開日:2021.07.02

東京五輪
聖火に思い託して
リレー代替セレモニー

  • セレモニーに参加した山崎貴裕さん(左)と後藤恵一さん=6月28日・辻堂神台公園(藤沢市)

    セレモニーに参加した山崎貴裕さん(左)と後藤恵一さん=6月28日・辻堂神台公園(藤沢市)

  • 大磯町郷土資料館のミニ企画展

    大磯町郷土資料館のミニ企画展

 新型コロナのまん延対策のため県内での公道走行が中止された東京五輪聖火リレーの代替措置として、6月28日から30日に県内3会場で走行予定者が出席する点火セレモニーが催された。28日には大磯区間のランナーを含む約90人が藤沢市の辻堂神台公園に集い、聖火を受け渡す「トーチキス」を行った。

 2020年開催の当初予定から1年延長し、出走目前に公道走行の中止が発表された県内の聖火リレー。その代替イベントとして、走行予定者がセレブレーション会場(29日は相模原市の橋本公園、30日は横浜赤レンガ倉庫)で聖火をつなぐ点火セレモニーが企画された。28日には、その日に走行を予定していたランナーが3つのグループに分かれてトーチキスを実施。自身のトーチから次のランナーのトーチに聖火を渡していき、聖火皿までつないだ。大磯区間ランナーの山崎貴裕さん(二宮町)は「トーチは思っていたよりも重くなかった。緊張することもなく楽しく参加できて、公道は走れなかったが良い経験になった」と感想を語り、山崎さんから聖火を受け取り、2人でガッツポーズをとった後藤恵一さん(大磯町)は「聖火ランナーの皆さんと、思いを一つに聖火を繋ぐことができて感謝の気持ちでいっぱい。この貴重な経験を生かして日々精進して参ります」と述べて、それぞれの思いを聖火に託した。

前回東京五輪の大磯を紹介

 大磯町郷土資料館の回廊で8月31日(火)まで、ミニ企画展「大磯と東京オリンピック1964」が開催中。観覧無料。

 今から57年前、東京五輪が開催された際の大磯を、当時の写真などともにパネルで紹介。大磯区間を走った聖火ランナーが使用したトーチホルダーも展示している。

 前回の東京五輪には93の国と地域から選手5152人が参加。大磯でも大磯ロングビーチホテル(現大磯プリンスホテル)にヨット競技の選手村が開村し、43カ国・285人が宿泊した。聖火リレーでは、正走者4人に副走者と随走者も含めて92人が大磯区間を走ったという。「この時の日本は高度経済成長期を迎えて活気に満ち、大磯も五輪の開催に賑わった。展示を通して、当時の様子を伝えられれば」と同館。7月14日から五輪関連の資料も追加展示を予定。問い合わせは同館【電話】0463・61・4700へ。

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