大磯テニスアカデミーに通う2人の中学生が、9月に開催された2つの関東大会で活躍した。布川優さん(茅ヶ崎市立北陽中学校2年)はU-13RSK全国選抜ジュニアテニス選手権大会関東予選大会の女子シングルスで準優勝、外池智稀君(開成町立文命中学校3年)はU-15全国選抜ジュニアテニス選手権大会(中牟田杯)関東予選大会の男子シングルスでベスト8に入賞し、それぞれが全国大会への出場権を手にした。
熱戦繰り広げる
「ベスト4以上」を目標に大会へ挑んだ布川さんは、準決勝で全国優勝経験もある強豪選手を相手に、臆することなく攻めのプレーを仕掛けて勝利。決勝でも中盤で両者一歩も譲らないシーソーゲームを競り勝つなど奮闘したが、一歩及ばなかった。大会を振り返り「優勝できなかった悔しさもあるが、自分より実力があると思っていた人たちと競り合うことができた。テニスをやっていて良かった」と自身の成長を感じる機会になった様子。10月15日から岡山県で開催される全国大会に向けて「自分のプレーに自信をもって挑み、悔いのない大会にしたい」と意気込みを語った。
強豪揃いの大会で接戦を繰り広げた外池君は、準々決勝で小学生時代からのライバルと対戦。技術と気迫を併せ持つ相手に圧倒される中、自身も集中力を高めて盛り返す場面もあったが、惜しくも敗れた。「次はリベンジする」と雪辱を誓う外池君。10月26日から福岡県で開かれる全国大会に向けて「1戦でも多く勝てるように頑張りたい」と気を引き締めた。
2人を指導する小野峰樹コーチは「クオリティの高いプレーができる2人なので、全国の舞台での活躍を期待している」とエールを送る。
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