１月に開催された第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会（春の高校バレー）で女子第３位の成績を収めた中井町在住の二宮みずきさん（下北沢成徳高等学校３年）が１月27日、杉山祐一町長を表敬訪問した。昨年夏の全国高校総体では３年ぶり４度目の優勝に貢献。両大会で獲得したメダルを携え、「春高バレーでは悔しい思いをしたが、準決勝は自分にとって成長できる試合になった」と報告した。



　祖父と母がバレー経験者という二宮さんは小学１年のとき、地元チームの中井ジュニアに入部。「何でも器用にできる優秀な選手だった」と監督の菊池冨夫さんは教え子を評する。



　バレー強豪の世田谷区立北沢中学校から、木村沙織元選手や黒後愛選手など多くの日本代表を輩出している下北沢成徳へ進学。週３日はウエイトトレーニングや走り込みなどで体力強化にも励んだ。「トレーニングはきつくても、バレーがずっと楽しかった」と話す。



　ポジションはセッター。４月から体育大学に通う。「高校でやっていたオープンバレーと異なり、大学では速いトスを上げることが必要になる。４年間でその技術を磨き、実業団で力を発揮したい」と二宮さん。杉山町長が「怪我に気をつけて頑張ってほしい。活躍を期待している」とエールを送った。