極真会館西湘支部に所属する金子未来(みくる)さん(10・大磯町大磯)と岡本香織さん(38・平塚市真田)、梅下智弘さん(50・秦野市北矢名)の3人が、4月16日に東京体育館で行われた空手の全国大会で、それぞれ優秀な成績を収めた。
初出場で3位に
3位に入賞した金子さんが出場したのは、「2022全日本青少年空手道選手権大会」の10歳女子35kg以上級。初出場で最初は緊張していたが、ステージに立つと緊張なく臨めたという。
攻めのスタイルを得意とするが、「攻めに徹しすぎて防御が手薄になってしまった」と振り返る対戦相手には、今回で2度目の敗北。雪辱を果たすため、今後は体作りと防御練習に力を入れていく。「3位は嬉しかったけれど、もっと上を目指したい」と語った。
初挑戦で優勝掴む
金子さん同様全国初挑戦となった岡本さんは、「2022全日本壮年空手道選手権大会」の55kg以上級に出場し、優勝を果たした。「嬉しいけれど、勝ちたい相手がいる。もっと強くなりたい」とさらに先を見据え語る。
子どもが空手を始めたのを機に、自身も30歳の時に門戸を叩いた金子さん。空手に出合い「人生が変わった。すごく楽しい」といきいきとした表情を見せる。今後はさらに技を磨き、より強いレベルに身を置くことを目指している。
4大会連続3位
梅下さんが出場したのは、「2022全日本壮年空手道選手権大会」の50歳以上80kg以下級。初出場の部門で3位に入賞した。
「40代と50代では戦い方が違った」と話す梅下さん。老練な駆け引きの要素が強く出る試合だったが、「元々の自分のスタイルに合っていてやりやすく、調子も良かった」と大会を振り返る。最後は判定負けで惜しくも4大会連続3位に終わったが、秋の国際大会上位入賞と来年の全国優勝を目指し鍛錬を続けていく。
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