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生命の星・地球博物館 はぎ取った大地の記憶 地層の特別展

教育

公開:2017年8月5日

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地層のはぎ取り風景(栃木県那須塩原市・地球博物館提供)
地層のはぎ取り風景(栃木県那須塩原市・地球博物館提供)

 県立生命の星・地球博物館で特別展「地球を『はぎ取る』〜地層が伝える大地の記憶〜」が開催されている。展示の主役は、接着剤で崖や掘った地中からはぎ取った地層の標本たちだ。

 同館では開館前の1990年代から全国各地の地層をはぎ取ってきた。6万6千年前、箱根火山の大噴火の際にできたテフラや、平安・江戸と東日本大震災計3回の津波襲来を物語る堆積物など、その数およそ70点。昨年、標本の整理がひと段落つき「大地の記憶が刻まれた古文書を、ぜひ見てほしい」(石浜佐栄子学芸員)と企画された。

 会場には時・場所・事件・現場4つの記憶をテーマに約35点のはぎ取り標本を展示。いつ・どんな所で形成され、地震や噴火などその時何が起きたのかを読み解くことができる。1点ずつに物語があり、石浜さんは「地層は一見地味だが、はぎ取る手法など面白いのでは。綺麗な縞模様を通し、時を越えたロマンを感じてほしい」と話した。

 なお11月5日(日)までの会期中は、公開シンポジウムや講演会など地層にまつわる企画も予定されている。8月13日(日)・16日(水)・17日(木)は、実際に小型の標本をはぎ取るワークショップが行われる。問い合わせは同館【電話】0465・21・1515へ。

読者プレゼント

 特別展の観覧チケットを5組10名にプレゼント。希望者は住所・氏名・年齢・電話番号・紙面への感想を記載し、メール(odawara@townnews.co.jp)またはハガキ〒250―0042小田原市荻窪306タウンニュース社「特別展」係まで応募を。締切は8月9日(水)必着。チケットの発送をもって当選連絡とする。
 

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