小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2026.06.19
真鶴町 空き家相談と地域交流に 駄菓子店改修し活用
真鶴町は6月から、大道商店街にあるお試し移住施設「くらしかる真鶴」内に、空き家相談窓口と町民交流の機能を備えた新拠点「えんの木」を開設し、試験利用を始めた。町内に500戸以上ある空き家の解消、シャッター街化が進む同商店街の活性化が目的。
空き家相談窓口は町内で空き家再生に取り組む「空き家見つけ隊」の隊長を務める町職員の外木博文さんらが常駐して相談に応じる。毎週水曜と金曜の午前9時から午後3時に開放。それ以外の時間帯は地域交流や活動の場、夏の暑さ対策のためのクーリングシェルターとして活用する。
拠点は、同商店街で約10年前に閉店した駄菓子店「モチノキ」を改修した建物。これまで移住体験用だった居間スペースを一新した。
町内で空き家改修などに取り組む芝浦工業大学の学生サークルや地元の大学生ら約10人がシャッターや扉を修繕し、室内には、廃校から譲り受けた跳び箱にアクリル板を載せたテーブルや、地元農園の木材を使用した作品などが飾られている。かつての店名と「人との縁」を掛け合わせ「えんの木」と名付けられた。
外木さんは「空き家を手放したい人と探している人が出会える接点にしたい。気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。町担当者は「役場、住民、学生が連携して作った施設。多くの人に活用してもらい、商店街のにぎわいにつなげたい」と期待を寄せている。
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