３人組バンド『ＬＵＣＫＣＡＭＥ（ラックケイム）』
小田原から全国の頂点に
姿麗人できょう明日ライブ

ＬＵＣＫＣＡＭＥの３人。左から山本力さん（32）、心さん（28）、上さん（20）
ミニアルバム『今できることを』の発売イベント「運亀館４号室」のライブ会場で（昨年）

　小田原出身の３人組ロックバンド『ＬＵＣＫ（ラック）ＣＡＭＥ（ケイム）』が11月11日、30年以上続くアマチュアバンドコンテスト「ＨＯＴＬＩＮＥ２０１８」（島村楽器（株）主催）でグランプリに輝いた。

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　全国予選を勝ち抜いた12組が集結し、都内のザガーデンホールで行われたジャパンファイナル。神奈川・静岡代表として出場したＬＵＣＫＣＡＭＥがこのステージに立つのは２度目だった。

　２年前の雪辱を果たすべく挑んだ今大会。約２年間、小田原をベースに全国各地を飛び回り、ライブ活動を続けてきた自信が３人のパフォーマンスには溢れていた。

　会場を大いに沸かせたオリジナル曲『カイロ』と『運命開花』。ＬＵＣＫＣＡＭＥはグランプリ賞のほか、ベストボーカリスト賞、ベストドラマー賞、楽曲賞、オーディエンス賞を獲得。あらゆる賞を総なめにした。「このバンドすげぇと思った。応援してくれた人に感謝」（ベース＆コーラス：力（りき）さん）、「２年前のリベンジが果たせて、めちゃくちゃうれしかった」（ドラム＆コーラス：上（じょう）さん）、「お客さんの楽しそうな顔を見て緊張がほどけた。自分たちの等身大のライブができたと思う」（ギター＆ボーカル：心（しん）さん）とそれぞれ振り返った。

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　ＬＵＣＫＣＡＭＥのメンバーは６人兄弟の下３人。小田原で生まれ、音楽好きな両親の元で育つ。14年に力さん、心さん、友人の３人で結成。同年、小田原姿麗人で初ライブを行った。翌年、友人が脱退したのを機に上さんが加入。バンド仲間らも出演するライブ「運亀館（うんがめかん）」の企画など、精力的にライブ活動を続けている。ＭＶ撮影や歌詞に小田原の地名を盛り込むなど、地元好きな３人。「いつか小田原城の前でフェスをやりたい！」と口を揃えた。

　12月14日から16日（日）まで、小田原姿麗人で企画ライブ「運亀館」＆ファーストシングル『運命開花』レコ発ツアーファイナルを開催中。心さんは「今の僕らや仲間たちの姿を色々な人に観に来てほしい」と呼びかけている。各日、午後５時開演。詳細はＬＵＣＫＣＡＭＥのＨＰまたは小田原姿麗人のＦａｃｅｂｏｏｋで。