小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年5月18日
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湯河原町出身の村上舜さん(22)が5月6・7日に千葉県で開催された第1回ジャパンオープンを制した。東京五輪の各大陸予選でもあるワールドサーフィンゲームス(WG)に日本代表として出場する。
男子決勝の7日は海上が荒れたものの、村上さんは波の上部にボードを当てる技(オフザリップ)などを決め、2位の選手に大差をつけて優勝した。大技を連発した決勝を振り返り「本番前の練習で地形を把握できた。たまたま調子が良かったのでは」と静観する。
世界の強豪が集うWGに出場するのは2大会連続。昨年は個人4位と健闘し団体優勝にも貢献した。今年9月に宮崎で開かれるWGは、東京五輪で追加種目となったサーフィンの各大陸予選も兼ねる。五輪については淡々と「目標の中の一つです」と語った。
父・静夫さんの影響で7歳からサーフィンを始めた。「やった分だけ上手くなる」が持論で、湯河原の小・中学校に通いながらサーフィンに没頭。高校生の時に全日本で優勝した。近年は米・豪など海外を転戦している。大会続きの村上さんにとって里帰りは緊張が解ける貴重なひと時だ。大会翌日も吉浜を訪れ、波に白い曲線を描いていた。
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