(PR)
万葉倶楽部グループ 新たな賑わいを創出
新春インタビューミナカ小田原が待望の開業温泉キング・万葉倶楽部 高橋弘会長
湯河原で創業し、現在小田原に本社を置く万葉倶楽部株式会社。「万葉の湯」をはじめ、小田原の都市開発や豊洲市場の賑わい創出、郷土の偉人・二宮尊徳の生涯を描いた映画「二宮金次郎」の製作委員会を立ち上げるなど、さらに活躍の幅を広げている。同社の創業者、「温泉キング」こと高橋弘会長に、昨年12月にグランドオープンした「ミナカ小田原」への思いを聞いた。
人と笑顔が集まる「真ん中」
――小田原駅東口お城通り地区再開発は、小田原市が基本計画を策定して34年。その中核となる複合商業施設ミナカ小田原がオープンしましたね
「やっと一息ですね。このプロジェクトは小田原市との共同事業で、テナントも小田原市及び周辺地域に拠点を持つ企業を最優先に誘致しました。図書館や子育て支援センターなど公共施設もあり、待ち望む声を多くいただきました。コロナ禍の厳しい経済情勢の最中のオープンとなりましたが、これから50年かけて完成させ、出来て良かったと思われる施設にしていきたいです」
――最上階の14階には無料の展望足湯庭園があり、大変喜ばれていますね
「万葉の湯の原点は、お客様に喜んでいただくことです。どなたでも気軽に立ち寄っていただけるパブリックスペースになっていますので、小田原のまちなかと相模湾を見渡す眺望もぜひお楽しみください」
――コンパクトシティホテル「天成園 小田原駅 別館」の特徴とこだわりを教えてください
「箱根湯本温泉 天成園のノウハウを生かし、お客様をおもてなしできるように、広くて上質な客室を用意しました。デラックスツインルームと男性の露天風呂からは、小田原城を望むことができて良いでしょ。大浴場は箱根湯本温泉の運び湯です。それからすべての客室に、一枚一枚異なる富士山の写真を飾っています。なぜならば、ミナカの由来は『真ん中(中心)』という意味の古語で、日本一の霊峰・富士山を表す言葉として万葉集で詠まれているからです。小田原の新しい中心となり、お客様をまちなかに案内する役割を果たせたらと思います」
夫婦で一歩を踏み出す姿を銅像に
――ミナカ小田原といえば、4階建ての商業棟と、小田原駅直結の金次郎広場が新たなランドマークになりそうですね
「宿場町のこころをいまに再現することをコンセプトに、和のテイストを施しました。江戸時代の小田原宿をイメージした建物には、小田原・西湘を代表する人気の土産物店や飲食など、多彩な店舗が集まっています。私が一番気に入っているのは、金次郎広場ですね。駅前でこれだけ広いスペースを365日利用したら人も集まってくれるし、新しい小田原の名物になると思います」
――金次郎広場に佇む、二宮金次郎と妻・なみの夫婦像が印象的です
「映画『二宮金次郎』のワンシーンを表しています。夫婦揃って歩みだすその姿は、映画の中でも桜町領に人生をかけて二人で乗り込む決意の姿として描かれています。劇中を銅像にすることは、歴史上あまりないんですよね」
――映画『二宮金次郎』のシニアエクゼクティブアドバイザーとして、大活躍されていましたね
「この映画を観た人は感動するだけでなく、多くの人に観てもらいたいと思うことでしょう。これから小田原を訪れる多くの人に、二宮金次郎の功績を知っていただけるように活動してまいります。また、映画の研修用DVDをミナカ小田原で販売していますので、ぜひ手に取ってほしいですね。私は熱海生まれですが、小田原に惚れ込みました。小田原の皆様とともに、地域を盛り上げていきたいです」
|
|
|
|
こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
|