小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日：2025.06.07
厚労省推進のえるぼし認定
アベストミヤケ｢３つ星｣取得
小田原市の株式会社で初
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認定証を持つ成本さん(右)と小石川さん、中央が渡辺社長
県西地域でドコモショップなどを運営する（株）アベストミヤケ（渡辺大介取締役社長）＝本社・小田原市本町＝が５月22日、厚生労働省が推進する「えるぼし認定」３つ星を取得した。
「採用」「継続就業」「労働時間」「管理職比率」「多様なキャリアコース」で、女性活躍の度合いを精査する同制度。全５項目を満たす３つ星を市内株式会社が受けるのは初となる。
認定取得は同社の採用担当、成本真紀子さんの発案から。他社の求人広告などで見かけていたえるぼしマークの制度を調べ、「私たちも条件を満たしていたので取り組んでみよう」と、昨年夏ごろから申請に向けた準備を進めてきた。
条件を満たす裏付けなど３事業年度分の提出を重ね、「神奈川労働局とのやり取りを重ね、改めて男女年齢問わず働いている実態もわかった。第三者の視点から認めてもらえたのは率直にうれしかった」と成本さん。
同社に25年勤め、現在は児童向けプログラミング教室で講師を務める小石川美加子さんは「人事や店長、新教室立ち上げなど、その都度皆さんに支えられながら業務に接することができる」と同社の様子を語る。渡辺社長も「男女分け隔てなく、若手も幹部もそれぞれの立場で挑戦できる環境を心掛けている。３つ星の更新を続け、地域で輝く企業を目指したい」と抱負を語った。
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