小田原・箱根・湯河原・真鶴 経済
公開日:2026.06.20
箱根町 宮ノ下ガソリンスタンド再開へ 秋めどにセルフ形式で
箱根町でガソリンスタンド(GS)の閉鎖が相次ぎ生活インフラ維持への影響が懸念されていた問題で、今年3月末で閉鎖した宮ノ下のGSが別事業者の運営で秋にも再開することがわかった。6月10日の町議会6月定例会で、勝俣浩行町長が明らかにした。
町内にはこれまで5カ所のGSがあったが、人手不足や設備更新の費用負担などを背景に運営事業者が相次ぎ撤退。現在は湯本の国道1号沿いと芦ノ湖畔の2カ所に減少している。宮ノ下のGSは箱根の中心部に位置していたことから、閉鎖後は地域住民や観光客だけでなく、事業者や町の公用車などの給油先確保が課題となっていた。
新たなGSの運営は、小田原市や開成町など県内4カ所でGSを展開する平沢商事(小田原市中町)が担う。同社の平沢敏夫社長が6月8日、前事業者の社長とともに勝俣町長と面会し、営業の意向を伝えたという。
同社によると、これまでのフルサービスではなくセルフ形式での営業を予定しており、計量器などの設備を入れ替えて今年秋の開業を目指すとしている。町も再開に向けた支援を検討しているという。
平沢社長は「町民の中にはわざわざ小田原や御殿場までガソリンを入れに行く人もいると聞いている。箱根の中心地ということもあり、売り上げの面も期待できると思う。(前事業者の)長年の信頼を損なうことなく運営していきたい」と話した。
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