足柄平野を流れる酒匂川で1日、アユ釣りが解禁され、新十文字橋付近にはこの日を待ちわびた太公望たちが集まり一斉に竿をふるった。
川にアユを放流する酒匂川漁業協同組合が5月16日に谷峨、狩川、川音川などで試釣を行い、午前8時からの3時間で282匹の釣果があった。
漁協の篠本幸彦組合長は「例年より釣れた魚の数が多い。5月15日時点で昨年の約2倍にあたる29万5千匹の遡上も確認している。今年は期待できる」と話していた。
漁期は10月14日まで。漁協ホームページで情報が随時更新されている。
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