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公開日:2012.02.11

市内から金賞2人
全労済小学生作品コンクール 県版画部門

  • 受賞作品を手に笑顔の山内さん(右)と高沢君

 子どもたちの豊かな心の成長を願い実施されている「第39回全労済小学生作品コンクール」の神奈川県の版画の部で、秦野市内の小学生2人が金賞を受賞した。2人の作品は1都6県で開催される中央コンクールに進み、審査が行われる。



 金賞に輝いたのは山内麻衣さん(鶴巻小学校6年)と、高沢竜太君(大根小学校5年)。



 山内さんの作品タイトルは「絶対取るぞ!」。運動会の騎馬戦で、相手の帽子を取りにいく姿をダイナミックに版画で表現した。自身は騎馬の土台だったため、上に乗る人よりも、左下にいる自分の姿を目立たせるレイアウトに苦労したという。山内さんは「迫力のある作品を制作したかった。受賞の知らせを聞いたときは信じられない気持ちで、頭がいっぱいになった」と喜びを表した。



 高沢君の作品タイトルは「バッタつかまえるぞ」。父親に連れられ、夏休みに昆虫を捕りにいった時の思い出を、生き生きと表現した。こだわった点は、念入りに時間をかけ下書きをしたことと、バッタの陰影。バッタの写真を見ながら、羽の部分など細部まで丁寧に彫りこんだ。高沢君は「受賞はびっくり。図画工作での大きな賞は初めてなのでとても嬉しい。絵より工作が好きだったけれど、下書きが上手くいったので絵も少し自信がついた」と笑顔を見せた。



 同コンクールの版画部門には、県全体から3171点の応募があった。金賞は各学年から1人を選出。県内の金賞受賞者6人のうち市内の児童が2人を占める快挙となった。2人は2月19日に横浜市で行われる県の表彰式に出席する予定。

 

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