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公開日:2012.11.01

秦野緑郵便局
福祉センター内に開局
住民票など交付も

  • 利用者に笑顔で対応する局員

  • 郵便局が入った保健福祉センター

 市保健福祉センター(緑町16の9)に10月29日、秦野緑郵便局が移転開局した。通常の郵便業務に加え、住民票など市が交付する証明書の引き渡し業務も行う。現在、同様のサービスを行っている郵便局は県内でも数例しかない。



 同センター内への郵便局誘致は、市の公共施設再配置計画の1つとして進められてきた。



 同計画内の「公共的機関ネットワーク活用」として、市が扱う住民票や印鑑証明書、戸籍謄抄本などの証明書を交付するサービスも備わっている。地理的には秦野駅、渋沢駅の市の出張所の中間点にあり、利便性も向上した。



 移転前の同郵便局は、同センター南側の道路沿いにあった。駐車場が少なく、路上駐車をする利用者も多かったが、今後、同センターの駐車場約150台分が利用できるようになった。



 また、市と日本郵便株式会社との間で賃貸借契約が結ばれており、市には年間で約200万円の賃料等の収入が見込まれている。



 市は「市民に身近な場所での窓口サービスを、経費を抑えて拡大することができるとともに、1つの場所で多くの用事を済ますことができるようになる」と利点を説明している。



 同日、開業時間前に古谷義幸市長が訪れ、「市民のためならなんでもやろうとの思いで同郵便局の移転を実現した」と挨拶。その後、午前9時から業務がスタートすると局員は笑顔で利用客を迎えた。



 最初に来店した武者花子さん(81)は、窓口で用事を済ませ「今までは大きな金額の取引は秦野郵便局秦野本店に行っていたが、緑郵便局でもできるようになり、近くなって嬉しい。とても助かります」と話した。



 八木局長は「今までと変わらず、正確、迅速をモットーに、市内のお客様に今まで以上のより丁寧なサービスを提供します」と抱負を話した。 

 

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