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公開日:2019.03.01

秦野市
ボルダリング施設整備へ
五輪事前キャンプを誘致

  • 戸川公園の「リードウォール」。市が新たに整備する「ボルダリングウォール」は屋内型の計画

 秦野市は来年度、県立戸川公園内にボルダリング施設を整備する計画を明らかにした。東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に秦野市を「都心に近い山岳スポーツの聖地」とすることを目指す。

 ボルダリングは東京五輪から新たに採用された「スポーツクライミング」の種目のひとつ。「リード」と「スピード」を加えた3種目の複合競技になっている。

 県立秦野戸川公園には、県の施設としてリードウォールが整備されており、愛好家に利用されてきた。県はこの施設を改修するとともにスピードウォールを整備する計画で、市が新たに整備する屋内型のボルダリング施設と合わせ、3種類の競技全てに対応できるようになる。ボルダリングの施設整備には国の「地方創生拠点整備交付金」を活用する予定という。今年夏ごろから工事が始まり、2019年度中の完成を目指すとしている。

 秦野市では県と連携を図りながら、この場所をスポーツクライミングの拠点として整備することで、オリンピックの事前キャンプの誘致を図るとともに、これを契機に相手国との交流を促進し、「ホストタウン」としたいとしている。

都心に近い山岳スポーツの聖地に

 秦野市は、新東名高速道路の開通に伴い、(仮称)秦野インターチェンジや秦野サービスエリア内にスマートインターチェンジが整備されることなどにより、都心や遠方からのアクセスが大きく向上する。

 オリンピック・パラリンピック後は、競技大会の誘致や開催、山岳スポーツ選手・指導者の育成、学校における山岳スポーツの普及促進、民間イベントの支援を行う。県山岳連盟や学校関係、民間企業などと連携し、山岳スポーツの普及促進を図りたいとしている。

 さらに表丹沢全体を観光資源と捉え、登山やハイキング、沢登りなどを含めた「山岳スポーツ」全体の普及を図り、秦野を「都心に近い山岳スポーツの聖地」とすることを目指すという。

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