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はだの丹沢クライミングパーク 来春運用に向け工事着手 県と連携強化し聖地目指す

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掲載号:2019年12月13日号

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戸川公園内に整備が進む「はだの丹沢クライミングパーク」
戸川公園内に整備が進む「はだの丹沢クライミングパーク」

 県立秦野戸川公園の水無川左岸側に計画されている「はだの丹沢クライミングパーク(ボルダリング施設)」の建設が進められている。完成は今年度内を予定。来年4月の運用開始に向け、市議会12月定例会に同施設に関する条例が上程されている。

 はだの丹沢クライミングパークは、県の山岳スポーツセンターと連携し一体的に運用するため、同センターに隣接する「戸川広場」に建設される。市民の健康増進・表丹沢の魅力向上・クライミングの普及を行うとともに、東京オリンピック・パラリンピックを契機に秦野市を「山岳スポーツの聖地」として発展させていく。

 施設は軽量鉄骨造1階建てで、延べ床面積460・44平方メートル。室内には高さ5m×幅20mのボルダリングウォール2枚が設置される。競技用と練習用があり、4〜5課題の設定が可能という。

間口広げる施設に

 運用開始後は市民への還元やクライミング愛好者増を目指し、初心者〜上級者までの各レベルに応じた教室の定期開催を予定。主に初心・初級者の育成に力を入れていくが、指導者の確保が喫緊の課題となっている。開館時間は午前9時〜午後9時。利用料は大人1日1600円・1時間500円で、子ども1日700円・1時間200円。初心者が使いやすいよう、1時間単位の価格を設定した。1日1千円・1時間300円の高校・大学生料金も設定する。

五輪種目3施設集約

 山岳スポーツセンターには、かながわ夢国体に合わせ1997年に完成した既存のリードウォールがある。市の施設建設に合わせ県では盤面改修を行い、同ウォール横に公認規格のスピードウォールを建設する。

 工事はすでに始まっており、こちらも来年3月末までの完成を予定。これにより、オリンピック正式種目となるリード・スピード・ボルダリングの3施設が1カ所に集約される。市スポーツ推進課によると、公認を取得したスピードウォール含む3施設が揃うのは、現在は岩手県、愛媛県、鳥取県、東京都の4カ所のみ。県と市が共同で整備するは全国初となる。

 今後は都心からのアクセスが良いメリットを活かし、大会招致や国際大会開催時の出場選手練習の場、国内強化選手の練習場に使用される施設を目指す。スポーツ推進課では招致文の送付や直の接触などで、世界各国に働きかけを行っている。

 「神奈川県や、県の山岳連盟、民間ジムとの連携をこれまで以上に強化し山岳スポーツ人口底上げを図り、選手や指導者の育成につなげていきたい」と同課では話す。

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