秦野版 掲載号:2020年10月23日号 エリアトップへ

文化財保護強調週間に特別公開を行うはだの大日堂保存会の会長を務める 松本 亮三さん 東海大学名誉教授 68歳

掲載号:2020年10月23日号

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貴重な文化財「今やらねば」

 ○…大日堂・不動堂・閻魔堂(十王堂)・仁王門と、その内部に安置された仏像群の維持・保全を行いながら後世に伝える活動を行う。コロナ禍での市の指定文化財特別公開中止を受け、会独自で大日堂の特別公開を実施する。「これらを残し伝えるために、一人でも多くの人に存在を知って欲しい」と思いを語る。

 ○…2009年に設立された同会は、7月に「秦野みのげ文化の会」から名称を変えた。文化の継承と地域振興という骨子はそのままに、喫緊の課題である文化財修復・保存のため次の10年に向けた指針を名に表した。建物だけで各数千万単位の修繕費が見積もられ、仏像はこれからの調査だが二王像は目に見えて傷みが酷い。「このままでは貴重な文化財を残せなくなってしまう」と、危機感を募らせる。

 ○…島根県松江市出身。今は千葉在住だが、現役時代は長く伊勢原に住んでいた。高校まで地元で過ごし、東大に進学。大学院、同大助手を経て東海大に就職し、文化人類学担当としてマヤやアステカなど中南米の発掘・研究を行った。その後、観光学部創設の旗振り役として初代学部長となり、今年4月に退職して名誉教授に。日本政府がペルー政府から要請を受けたマチュピチュ調査メンバーに入るなどの実績を持ち、プライベートでも歴史を巡る旅行好き。「故郷にも松江城っていういい城があるんだよ」と楽し気に話す。

 ○…現存する文化財から、「かつて蓑毛は大山への登り口であり、密教の中心地だったのでは」と推察する。「一度調査したところ、しっかり管理できていれば国宝級かもしれないと言われたものもあった。平安時代から残る非常に稀有なものが秦野にあることを知り、保存活動を応援して欲しい」と呼び掛けた。

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