鶴巻在住の山田姉妹が版画作品で優秀な成績を収めている。姉の夏実さん(鶴巻中1・応募時小6)が「こども鉄印コンテスト」の小学校高学年部門で大賞、妹の千晴さん(鶴巻小2・応募時小1)が「第19回全日本年賀状大賞コンクール」版画部門小学校1〜3年生の部で文部科学大臣賞を受賞した。
全国の第3セクター鉄道8社が参加し、各社が作品を募った「こども鉄印コンテスト」に応募した夏実さん。鉄印とは御朱印の鉄道版で、鉄道会社名や駅名などが記され「鉄印帳」に集めることができるもの。
「鉄印は印で押すから、作品も版画にしてポンと押せるようにしました」と入賞作品の中でも珍しい版画の作品で応募。一目で電車と分かるように真ん中に大きくわたらせ渓谷鉄道(群馬県・栃木県)を彫り、記念メダルのようなイメージで周りに葉っぱをあしらった。「彫り方が同じにならないように変化をつけることに気を付けました」と夏実さん。
力強いタッチが評価され「わたらせ渓谷鉄道」の高学年の部で最優秀賞に選ばれ、さらに各社の最優秀賞の中から選ばれるグランプリとなる大賞にも見事選ばれた。
「お姉ちゃんと一緒に」
「なっちゃん(夏実さん)も出してて、自分も出したいと思って」と応募したのは、妹の千晴さん。年賀状大賞コンクールは、全ての世代の人々に、年賀状作成を通じて「手紙の良さ」に気付いてもらい、楽しく個性豊かな年賀状づくりを勧奨することを目的として開催されている。
千晴さんは元々消しゴムハンコを楽しんでいた経験を生かして、ゴム版画で挑戦。年賀状で鏡餅をイメージし「お餅にみかんがのっているから、トラにものせたらかわいいかなと思って」とトラの頭にはみかんが。「数字は曲がっているところがいっぱいあって難しかった」と彫り方に苦戦しながらも、迫力ある作品を仕上げた。講評では「明るく楽しく元気な雰囲気が感じられる作品」などと評され、小学校1〜3年生の部で文部科学大臣賞に輝いた。
「大きな賞をもらえてうれしい」と笑顔を浮かべる山田姉妹。2人はこれまでにも数々の絵画コンクールで入賞経験がある。今後の目標は「自分よりでっかいサイズの絵を描きたい」という夏実さんに、妹の千晴さんも「ちいちゃんも」と声をそろえた。
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