秦野市は2月17日、2025年度の当初予算案を発表。一般会計・総額とも過去最大を更新したことがわかった。一般会計は640億7000万円(前年度比5・8%増)。総額は1089億6600万円(同5・5%増)で、2年連続で1000億円を超える予算規模となった。
「水とみどりに育まれ誰もが輝く暮らしよい都市(まち)」を目指し、「全国屈指の森林観光都市の実現」に向けて組まれた新年度予算。
市の基本的な施策を行うための一般会計の主な歳入となる市税は232億円(同5・9%増)。市税以外では普通交付税が61億6000万円(同7・5%増)、前年度大幅に増加した市債は49億3650万円(同3・8%増)が見込まれる。また、財政調整基金の取り崩しは16億8015万円(同3・9%増)で、25年度末の残高の見込みは33億2722万円。残高の目安となる30億円が確保され、健全財政が維持される。
歳出では人件費などの義務的経費が339億9688万6千円(同8・2%増)。投資的経費(普通建設事業費)は71億6869万5千円(同5・6%減)、その他の経費は229億441万9千円(同6・2%増)となる見込みだ。
「住みやすいまちづくり」推進
市が25年度に行う主な事業は「秦野みらいづくりプロジェクト」などに沿った取り組み。
水とみどりを育む取り組みとして「里山の広葉樹を活用した学習机の天板の導入費」132万円や「名水サミット開催事業費」1570万8千円、人生100年時代の健康長寿に向けた取り組みとして「休日夜間急患診療所の整備費」1533万円、未来を拓く子育て・教育プロジェクトとして「結婚支援事業費」2700万円などを計上。小田急線4駅周辺のにぎわい創造では「多世代交流施設整備費」(秦野駅)2億7785万1千円、「弘法山公園環境整備費」(秦野駅・東海大学前駅・鶴巻温泉駅)126万3千円、「はだのスポーツビレッジ周辺道路整備費」(秦野駅・渋沢駅)7316万7千円など、表丹沢魅力づくり構想としては「菜の花台園地の環境整備費」672万円などが新規事業として盛り込まれた。
市制70周年記念事業
秦野市は、今年1月1日に市制施行70周年を迎えた。市は新年度に行う記念事業として、記念式典や市勢要覧を作成する「企画事務費」1648万8千円、野外彫刻コンクールで選ばれた作品を県立秦野戸川公園などに設置する「彫刻のあるまちづくり推進事業費」1759万2千円、市内の湧水24地点でデジタルスタンプラリーを行う「秦野名水利活用事業費」41万5千円などの事業を展開することが見込まれている。
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