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公開日:2011.12.01

”赤ひげ先生”に聞く歯科医療【5】
歯周病と糖尿病の関わりとは?

  • 患者様第一主義を掲げる阿部院長

 日本歯科医師会によると、歯周病と生活習慣病との関わりが指摘されている。十日市場町にある『みどり歯科医院』の阿部光敏院長は「最近では、歯周病と糖尿病が密接に関係していることがわかり始めた」と話す。そこで、今回は歯科医師の目線から歯周病と糖尿病の関わりについて話を聞いた。



糖尿病患者が増加



 国際糖尿病連合(IDF)が先日発表した日本国内の糖尿病患者数は、1070万人で世界6位となっている。前回の調査時は8位で糖尿病患者が増えていることになる。「糖尿病は我々歯科医師にとっても密接で、歯周病とも関連のある疾患です。2008年には日本糖尿病ガイドにも『歯周病は糖尿病の第6の合併症である』と記載されています」と阿部院長は話す。



 歯周病は、歯肉炎、歯周炎を総称する歯肉まわりの病気で細菌感染症。世界で一番罹患者の多い感染症としても知られ、日本では平成17年の厚生労働省の調べでは、成人の約8割が罹患者となっている。



 また、糖尿病にかかっている人はそうでない人と比べて重度の歯周病になるリスクが3倍も高いといわれているという。



 「最近分かってきたのが歯周病菌やその毒素から分泌される炎症性物質が血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きを妨げ、糖尿病を悪化させるということです。裏を返せば、歯周病が改善されると糖尿病の改善にもつながるということです。実際に糖尿病の患者さんが、歯周病の治療をするとHbA1Cの値が低下したとの報告も多数あります」と阿部院長は話す。



 歯周病と糖尿病は悪化のスパイラル関係にある。「糖尿病の患者さんもそうでない方も歯周病の治療を受けて欲しい」と阿部院長。

 

みどり歯科

横浜市緑区十日市場町844-2

TEL:045-988-0648

http://midoridc.dentalmall.jp/

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