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公開日:2015.09.10

綱島駅周辺事業
市が住民向け説明会
延べ250人が出席

  • 区画整理事業の概要

  • 建物イメージ

 横浜市は事業内容案が固まった綱島駅周辺の「土地区画整理」「市街地再開発」事業について8月20日・23日の2日間に渡り、地域住民らを対象とした説明会を実施した。延べ250人以上が出席した。

 2日間に渡って綱島地区センターを会場に行われた説明会では、市が地域住民らに対して東急東横線綱島駅の東側を対象とした「新綱島駅周辺地区土地区画整理事業」と「新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業」について説明した。

 区画整理事業では、現在綱島駅東口に集中しているバス乗降場を再編。地下に新設される新駅の地上部にバス乗降場の一部を移転し混雑緩和を図る。また、年間約400台という放置自転車の解消や、自転車利用者の利便性向上を目的に1000台規模を収容する駐輪場を新駅と地上までの空間を利用し整備する。さらに、綱島街道や、綱島日吉線などの都市計画道路を整備・拡幅する方向性を示した。

 一方、再開発事業には商業施設と都市型住宅(約240戸)を兼ね備えた地上28階(約99・8m)の建物を整備。区民から長期間に渡り要望が多かった区民文化センターも併設。建物の地下部分と新駅は連絡できる形が予定されており、地域住民や駅利用者の利便性も配慮されている。

 説明会の中では「整備後の歩行者の動線はどのようになるのかが知りたい」など具体的な質問が出されたほか、「バス機能の移設は、混雑緩和の解消が見込める」など、住民から計画に対する評価の声も上がった。

地域課題が背景に

 同事業の背景となっているのが、駅周辺における「無秩序状況」ともいうべき現状だ。綱島駅周辺では十分な歩道整備がこれまでになされておらず、駅前では歩行者と路線バスやタクシーが混在し危険な現状にある。また、綱島街道をはじめとする周辺道路の交通混雑が激しいほか、自転車利用者の需要に見合った駐輪場が不足しており、これらの理由で地域住民から「都市基盤施設の充実を」という声がこれまでに上がっていた。

 さらに、新駅周辺には老朽化した建物が多く、倒壊の危険性のほかに防災面で不安視されるなどの課題がある。市は、これらの課題に対応するために2つの事業を一体的に施工し、都市基盤施設の整備と、新駅隣接地にふさわしく、同地区のポテンシャルを生かした土地活用を図る考えだ。

 今後同事業は、都市計画決定された後に事業決定されることになる。2018年から順次着工し、19年に新駅が開通する翌年の20年度中の完工を目指すことになる。

 市都市整備局の担当者は「都市と自然が調和し、活力にあふれ安心して快適に暮らせるまちづくりを目指した事業を推進していく」と話した。

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