八千代銀行瀬谷支店(小林美晴支店長)で12月16日から、同支店の一角を提供し、区内11カ所の地域作業所・活動ホームの製品などを飾る作品展が開かれている。地域貢献の一環で、6年前から協力。「今後作品展示以外にも協力する方法を検討中」と活動を続ける。
同支店では地域貢献活動を検討する中、6年前に瀬谷区と瀬谷区作業所連絡会から作品展の依頼があり、期間限定でスペースを提供。その後同会からのリクエストや、製作者から感謝の手紙が届いたことなどを受け、2010年には各作業所の作品を1カ月間、10カ月に渡って展示する常設展に発展させた。
今回も10月まで1カ月交代で、陶器、絵、日用品や、活動紹介ボードなどを展示。各作業所の個性が現れた作品を毎月楽しめる。
同支店の中津川和洋さんは「支店は瀬谷駅前という好立地にあり、作業所の活動を知ってもらうきっかけになっている。作業所の方々も作品を多くの人に見てもらう機会がなかなかないようで、展示を楽しみにしてくれている」とこれまでの作品展を振り返る。
区高齢障害支援課は「区役所にも作業所の作品を常設しているが、広く知ってもらうためには協力が必要。常設で長く作品を展示してくれる事業所は区内になく、ありがたい」と話す。
同支店では地域作業所との連携のほか、支店前の花壇やディスプレーの整備など、明るい駅前をつくる活動での貢献も。特に定期的に変わるキャラクターのディスプレーは「散歩で通る保育園児たちが楽しみにしている」そう。
同支店は「今後も新たな地域貢献活動を検討していけたら」と話している。
瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|