神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2012年4月12日 エリアトップへ

災害時給水所をweb公開 区内は地下タンクなど19カ所

社会

公開:2012年4月12日

  • LINE
  • hatena

 横浜市水道局は今年3月、Web上の地図機能(グーグルマップ)を活用し、災害時の市内応急給水拠点を検索できる「スイスイまっぷ」を新たに作成。同局のホームページ内で公開している。

 今回、「スイスイまっぷ」を作成した最大の理由が、応急給水拠点の市民の認知不足。昨年度行った市民への意識調査で、応急給水拠点の場所を知らないと答えた人が66・6%に上り、2010年の49・7%を大きく上回ってしまったという。同局では東日本大震災後にも関わらず大幅に悪化した事態を受け止め、今年の3月11日に合わせて発表できるよう、1月から作成を進め先月の完成にこぎつけた。

 災害時の応急給水拠点は横浜市内で515カ所あり、地下給水タンクが134カ所、緊急給水栓が358カ所、配水池が23カ所。同局によると全て合わせると全市民の10日分の量に相当するという。瀬谷区内には地下給水タンクを5カ所、緊急給水栓を14カ所設置。おおむねタンクと配水池は半径約1Kmごと、給水栓を合わせると半径約500mごとに配置できるよう整備されている。配水池は区内にないが、近隣には川井配水池(旭区)や高塚配水池(泉区)などがある。

 水道局では現在、同マップ作成のほかにも、広報よこはまの災害対策特集号発行や地下給水タンクの給水体験など水の備えに関するPRに力を入れている。

 同局職員は「webで見られるようにしたことで自宅の近くの応急給水拠点を確認して欲しい。再三言われていることだが、3日分の水の確保は実践してもらいたい」と話している。
 

瀬谷区版のトップニュース最新6

公式マスコットが決定

国際園芸博覧会

公式マスコットが決定

自然の感情を伝える精霊

3月28日

地域店舗の活性化に一役

瀬谷小5年生

地域店舗の活性化に一役

独自メニューやレシピ本で

3月28日

新社殿、地域に披露

熊野神社

新社殿、地域に披露

催しも再開へ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

新聞で商店街の魅力発信

区内小学生

新聞で商店街の魅力発信

こだわりや人柄掘り下げる

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook