神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

市政報告 将来にツケ。「ビジョンなき『おもてなし予算』」 横浜市会議員 しのはら豪(37歳)

公開:2012年2月23日

  • LINE
  • hatena
tvk番組で来年度予算の課題を追及
tvk番組で来年度予算の課題を追及

 2月18日、平成24年度予算案を討論するテレビ番組『予算市会の焦点』に会派を代表して出演しました。

 この番組は、横浜市の予算編成を前に、各会派の代表者が、予算議会(3月23日まで)にどういう姿勢で臨むのかを明らかにする、年1回の、重要な番組です。

 これまで林市長は「おもてなしの精神」をモットーに掲げ市政を運営してきましたが、今回案の印象は、厳しく見れば「ビジョンなきおもてなし予算」です。

 その最大の理由は、財源不足の117億円について市債を増発し、増額予算を組んだことです。

 これまで横浜市は、市債増発に頼らない財源確保に取り組んできましたが、残念ながら借金を返そうと決めたこの約束を、破ってしまったのです。

 今の時代、本来なら将来にツケを回す借金増ではなく、歳出削減や、横浜市にある10兆円の資産利活用から財源を生み出し、その中でやりくりをするのが当たり前です。

 実際に、神奈川県や周辺自治体の川崎市は、震災対応の充実を大前提に、苦しい中でも減額予算を組んで、必要な資金を知恵をしぼって捻出しています。

 横浜だけ、市民に痛みを強いることを決めようとしている裏側で、実は市側は誰も痛んでいないのです。行政も身を切らない姿勢が問題視される中、外部に対し広くあまねく対応し、時代の流れに逆行したお金のバラマキに見える今回の「全方位型予算」は、一体誰をおもてなししているのか?

 こうした流れは、市民として誰かが歯止めをかけねばなりません。

 だからこそ、市民の代表者であり、現在と将来の横浜市民に対して責任ある立場から、時として厳しいことを言いますが、明るい未来のため「活力あふれる新たなる横浜の元気づくり」に向け、ビジョンをもって臨みますので、今後の活動にご期待ください。
 

横浜市会議員 篠原(しのはら)豪

横浜市金沢区富岡西2-7-20

TEL:080-4209-0468

http://lets-go-yokohama.jp/

金沢区・磯子区版の意見広告・議会報告最新6

誰ひとり取り残されない学びの保障を

神奈川県議会議員 あらい絹世 県政報告

誰ひとり取り残されない学びの保障を

令和6年度予算が可決

4月4日

地域の声を届け、より良い市政を!

市政報告

地域の声を届け、より良い市政を!

横浜市会議員 二井くみよ

3月28日

委員長を支え副委員長として円滑な議事進行を運営

産業労働常任委員会報告 県政報告

委員長を支え副委員長として円滑な議事進行を運営

県議会議員 市川さとし

3月28日

令和6年度予算審査

令和6年度予算審査

横浜市会議員 関勝則

3月28日

「お悔やみ窓口」のモデル開設

市政報告【6】

「お悔やみ窓口」のモデル開設

公明党横浜市会議員 たけだ勝久

3月21日

「当事者目線の障害者支援」の定着へ尽力

県内視察 中井やまゆり園調査 県政報告

「当事者目線の障害者支援」の定着へ尽力

県議会議員 市川さとし

2月29日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook