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生活習慣病が心配な方へ コレットマーレ医療モール「みなとみらい ケンズクリニック」 花粉症対策は初期療法とセルフケアで 取材協力/みなとみらいケンズクリニック 渡邊史郎院長
Q・毎年、春になると花粉症に悩まされています。何か効果的な対策はありますか?
A・花粉症の対策には初期療法とセルフケアが一番です。
初期療法とは花粉が飛び始める前、もしくは症状が軽いうちに治療をはじめることをいいます。症状が出る前から抗アレルギー薬による治療を始めてそのままシーズン中も治療を続けることが大切で、症状が出現してから薬を服用し始めるより効果が高いことが明らかになっています。
セルフケアで重要なことは、原因となる花粉を避けることです。花粉シーズンには、なるべく外出は避けた方が良いでしょう。それでも外出する必要がある場合は、完全防備で、帽子・メガネ・マスク・マフラーを身につけ、コートも花粉が付きにくいツルツルした素材を選ぶことをおすすめします。外から帰ってきたら、なるべく室内に花粉を持ち込まないようにして、洗顔、うがい、手洗いを行い、体に付いた花粉はきちんと洗い流してください。
在宅時も花粉が多い日は窓を閉め切り、開ける際は風下の窓を開けてください。フトンや洗濯物については、外に干さない方が良いでしょう。どんなに気を付けていても、室内にもかなりの花粉が侵入してしまうので、こまめな掃除が重要です。床はウェットシートなどで拭き掃除を行い、カーペットや布製のソファは十分に掃除機をかけるように心がけてください。
空気清浄器は家の中の花粉量を減らすのに有効です。また、花粉は湿気を含むと重くなるので加湿器の利用も効果的です。早めの治療とセルフケア、そして花粉シーズン中はきちんと治療を続けることで、つらいシーズンを乗り切りましょう。
医療法人社団健生会 みなとみらいケンズクリニック
〒231-8331横浜市中区桜木町1-1-7 TOCみなとみらい3階
TEL:045-651-2588
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