みんなで上げる鶴見の花火（写真は過去、森永橋方面から撮影）
三大区民祭りの一つで、鶴見の夏の風物詩「鶴見川サマーフェスティバル」が、８月19日、佃野公園周辺で行われる。今年は、30回目となった昨年に引き続き、区制90周年を記念して３００発増の１７００発の花火が打ちあがる予定。さらに、鶴見消防団による初企画「90口放水」もあり、鶴見区の節目を祝うイベントとなる。
区民や区内企業らからなる実行委員会が主催する同フェス。今年で31回目を数えるイベントは、５月の三ツ池、10月の臨海の中で最も早くスタートした先駆け的お祭りだ。
最近では、開催場所や費用の課題、安全面などから、中止を余儀なくされるケースも多い花火大会だが、鶴見は個人や企業の協賛により毎年継続。まさに「みんなの花火」だ。
今年も３百発増
目玉となる花火は今回、30回の節目となった昨年と同じく、例年より３００発増加。１７００発の花火が鶴見の夜空を彩る。
そして花火打ち上げの前に行われるのが、鶴見区制90周年を記念した消防団による「90口放水」。90口のホースから一斉に放たれる水柱は必見だ。
企画盛りだくさん
当日は、地元商店街・福祉団体・ボーイスカウトなどの模擬店、復興支援となる東北物産展などが出店（午前11時半〜午後７時半）。誰でも簡単に乗れるＥボートで鶴見川を見物できる体験もあり（午前９時半〜受付で午後３時まで。当日申込制）。
また、鶴見川コンサートと題したステージ（午後１時〜６時20分）には、鶴見中学校吹奏楽部や地元キッズチアダンスチーム、花月園前のダンススタジオＷ・Ｄｒｅａｍら10組が出演。
90口放水は花火前の午後６時20分から30分ごろに実施される。
打ち上げは午後７時から７時45分。会場付近の車両通行止め、自転車通行禁止等交通規制有り。荒天時は翌20日に順延。
詳細は同フェスのホームページ（http://tsurumigawa.com/）。問い合わせは、同実行委員会【電話】０４５・５２１・８２８８。
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