民主党市議団市政レポートNo.16 地域活性化イベントを実現! 川崎市議会議員 おしもと よしじ
「震災後、商店街の売上は、非常に厳しい状況だ。元住吉駅を中心に広がる県下でも有数なブレーメン・オズ通り両商店街においても例外ではない。特に夕暮れ以降、節電で照明も薄暗く、人波は足早に帰路に着く。飲食業は勿論、その店舗に卸しをする酒屋や商店等、影響は甚大である」―。 このような商店街の深刻さをタウンニュースで報告したのは、昨年9月末のことである。その際、前橋で行われた地域活性化イベント『街コン』を紹介した。同様のイベントを川崎で行えば、交通の便や単身世帯の増加等の利点を活かし、都市景観形成地区に指定されるブレーメン通り商店街等の街の魅力発見、さらに、リピーター等の獲得を行えば、経済効果や波及効果は絶大であるだけでなく、普段のイベントでターゲットにしない若年層を取り込むことで「地域コミュニティ構築の場」という商店街の理念も達成出来ると提唱した。
それから半年と少しが経過した5月に、この『街コン』が元住吉駅周辺の飲食店で開催するに至った。私も地域活性化の一翼を担うため、イベント運営事務局と商店街の橋渡し役になるだけでなく開催飲食店へもイベント趣旨の説明に足を運んだ。また、市の経済労働局商業観光課とも連携し、後援体制構築に尽力している。さらには、元住吉に限らず、6月には、武蔵小杉〜新丸子の飲食店でもイベントを開催する予定で立ち上げに奮闘中だ。
現在、地域活性化・町おこしの一環として『街コン』が全国各地150ヵ所で開催されている。ただ、ブームは一過性というだけでなく競合も激しい。その点を踏まえ、このイベントをさらに進化させ、市の魅力発信に繋げなくてはならない。他都市においてGWには『街コン』と合同開催のプロ野球観戦イベントが横浜で、Jリーグ観戦イベントが仙台で開催される。イベント参加者が前述のように若年層であるという特徴を活かし、本市では、川崎フロンターレを有するサッカーやXリーグが開催されているアメフトなどの「スポーツのまち川崎」と融合させ、合同の観戦ツアー等、市の市民スポーツ室を通じ、川崎の魅力発信に、机上の空論を唱える”政治屋”でなく、物事を実現する”政治家”として取り組んでまいりたい。(※以前の市政レポートは、ブログ、もしくはタウンニュースHPより検索ください)
民主党川崎市議会議員団・押本吉司
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4月19日
4月12日