戻る

大和 人物風土記

公開日:2012.09.28

大和ちょい呑みフェスティバルの実行委員長
佐々木 正之介さん
中央在住 39歳

大和の街を熱く楽しく



 ○…大和駅周辺ではしご酒を楽しめるイベント「大和ちょい呑みフェスティバル」の実行委員長を務める。今年2月に藤沢、6月に南林間で行われた同イベントに参加。ほろ酔い気分で楽しそうに街を歩く人々の姿を見て、「大和でもやりたい」と心に決めた。最初は親しい飲食店有志で計画したが、気付けば仲間が増えていったという。7月には実行委員会を立ち上げ、即座に10月開催を決定した。「追い込まれないと動けない性格だから」と笑う。



 ○…寿司屋の長男として桜ヶ丘に生まれる。父親の背中を見て育ったせいか飲食業への憧れが強く、高校を中退して都内の割烹料理店に修行に入った。「昔からの職人気質が残る世界。最初はつらかったね」と苦笑する。しかし、早く一人前になるため、空いている時間は全て修行に充てた。その後も和食を中心に研さんを重ね、34歳で「居酒屋わっぜ」を大和南にオープン。現在は市内に4店舗を構えるまでに。運営は各店の店長に任せているそうで、「ウチで学んだことを活かして、独立してくれるのが一番うれしい」と微笑む。



 ○…1歳の長男・太陽君と奥様との3人暮らし。仕事柄、午後に出勤して深夜に帰宅する生活。なかなか一緒にいられないからこそ、子どもと遊ぶのが一番の息抜きだとか。「朝4時に帰宅しても、7時には起こされちゃうから大変だよ」。そう言いながらも頬は緩みっぱなし。休みの日には一日中、じゃれあっているという。「子育てを任せっきりの嫁さんにも感謝しなきゃね」と照れ笑い。



 ○…今の目標は「ちょい呑み」を成功させること。チケットの販売目標は三千枚。完売を目指してPR活動にも余念がない。「大和は面白いお店、おいしいお店がいっぱいある熱い街。それを認識できるイベント。来てくれた人が満足して帰ってもらえるよう、気を抜かずに頑張りたいです」。温和な表情がキリリと引き締まった。

 

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    大和 人物風土記の新着記事

    大和 人物風土記の記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS