"辛卯(かのとう)"は開拓の年 厚木・愛川・清川の今年を占う
新しい年の幕開け。2010年は厚木市・愛川町・清川村でも印象的な出来事が数多くあった。2011年は果たしてどのような年になるのか。干支の意味とともに、卯年の出来事を遡りたい。
今年の干支は「辛卯(かのとう/しんぼう)」。「辛」の字は鋭い刃物を描いた象形文字。上に向かって求め冒す、という意味を持つ。様々な矛盾、抑圧を排除して今まで眠っていた活動エネルギーが発現する、つまり物事が新しくなることを表している。
十二支のうさぎを意味する「卯」は「畏れ慎んで、お互いに助け合って、さらに新しく開発に従事する」という文字。真ん中の二本棒は「開いた扉」を意味しており、その先の未開の地を開拓する年、とも言える。いずれにしろ、新しいことが起きる年かもしれない。
本厚木駅も市立病院も卯年
では、過去の卯年にはどのようなことがあったのか。
1927(昭和2)年は4月の小田急小田原線の全線開通に伴い、相模厚木(現本厚木)駅と愛甲石田駅が開設。1939(昭和14)年には現在の市内8地区に町村警防団が誕生し、1951(昭和26)年10月には県立厚木病院(現市立病院)が開院した。1963(昭和38)年は厚木市文化協会や厚木市青年団など、多くの団体が設立された。
1975(昭和50)年は愛川町が大きく変わった。町役場の新庁舎が落成し、半原バイパスが開通。1987(昭和62)年は愛川町営水道中津配水場が完成し、4月には旅券事務所厚木支所がオープンした。
記憶に新しいところでは1999(平成11)年。マイタウンあつぎ情報システムがスタート。本厚木駅と羽田空港を結ぶ直通バスが運行開始し、3市町村の市外局番が(046)に変わったのもこの年だった。
過去にこれだけの”新”しい出来事があった卯年。今年もうさぎのように「ジャンプ」する、新たな一歩を踏み出せるような1年になることを期待したい。
《参考文献『干支の活学』『目で見る厚木・愛甲の100年』『厚木市史年表』》
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4月19日