厚木・愛川・清川 社会
公開日:2026.06.04
国勢調査速報 神奈川県人口が初の減少 海老名、大和は伸長
神奈川県発表の「令和7年国勢調査結果速報」で、県総人口が919万3657人で初の減少に転じた。一方、世帯数は434万8580世帯と過去最多を更新した。県央では、海老名市が県内トップの増加率を記録し大和市も伸長する中、座間市は減少に転じた。
1920年(大正9年)の第1回調査から105年間で、県の人口は約6・9倍に拡大してきた。20年(令和2年)の923万7337人をピークに、今回の速報値でマイナス0・5%となり、減少に転じたことが鮮明となった。
男女別では男性が455万704人、女性が464万2953人だった。2015年(平成27年)以降は女性が男性を上回っており、女性100人に対する男性の数を示す「人口性比」は98・0となっている。
人口が減少する一方で、世帯数は増加の一途をたどっている。人口を世帯数で割った「1世帯当たり人員」は2・11人となった。この数値は1940年(昭和15年)以降で一貫して減少し続けており、105年間で2分の1以下にまで縮小した。
県内全58市区町村のうち、人口が増加したのは川崎市多摩区(7327人増)など18市区町にとどまり、全体の約7割にあたる40市区町村で人口が減少した。減少数のトップは横須賀市(2万3100人減)、減少率では真鶴町(11・2%減)がトップだった。
県央では、(大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、厚木市、愛川町、清川村)では、海老名市と大和市の伸びが著しかった。海老名市は人口増加率3・8%増で県内トップ。大和市も増加率3・0%増と伸び率で県内4位に入った。
一方で、座間市は前回(2020年)の増加から一転して減少に転じた。減少に転じたのは座間市のほか、横浜市、相模原市、平塚市、伊勢原市、大磯町の6自治体。逆に県内で減少から増加に転じた市区町村は一つもなかった。
国勢調査、国内に住むすべての人と世帯を対象とする統計調査で、1920年に始まった。昨年が22回目の調査だった。
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