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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2011.02.04

2月10日に中町花の公園でキャンドルイベント“恋灯in厚木”を行う東京工芸大生
古関 桂子さん
厚木市緑ヶ丘在住 22歳

ともしびに想いを込めて

 ○…市内5大学の学生で作る「あつぎにぎわいアドベンチャー隊」。その中の「チームひかり」リーダーとしてイベントを企画した。タイトルはバレンタインから連想する「恋」と、キャンドルの炎を示す「灯」を掛け合わせた。当日は午後5時から8時まで、通行人に書いてもらった「大切な人へのメッセージ」をキャンドルに貼り付けて飾る。事前に小学生親子を対象に行う教室での制作分と合わせ、2000個以上の灯が公園を包む。「道行く人々にキャンドルの灯りを見てもらい、まちの活性化のきっかけになれば」と話す。

 ○…大学の研究室の先生に勧められ「本厚木駅前でイルミネーションをやりたい」と思いこの隊に参加。しかし駅前工事の影響で、キャンドルイベントに企画変更。チームのメンバー5人とともに、公民館での灯りを使ったお祭りなどを実際に見学しながらここまで準備を進めてきた。メンバーは全員就活中。なかなか全員が揃わない日々が続くが、街なかの店舗にチラシを置いてもらえるよう回ったりと、できる範囲の準備を続けている。

 ○…千葉県四街道市出身。製品のデザインを勉強したいと東京工芸大へ進み、現在3年生。学ぶうちに興味の対象は空間やインテリアのデザインへと移った。研究室では大雄山駅の駅前広場の再開発や、メーカーとの産学連携プロジェクトを経験。「チームで一つのものを作りたい」という想いは、現在の就職活動にもつながる。まっすぐで印象的な瞳からは、まじめな性格が垣間見える。

 ○…最近祖母を亡くした。「遠くに住んでいることもあり、大学に入ってからは年に1、2回会うぐらいでした。最後に何もできなかったという思いがあって」と遠くを見つめる。だからこそ「自分がキャンドルにメッセージを書くとすれば、家族に向けて感謝の気持ちを伝えたい」と。離れて暮らす家族にも、その灯は見えるはずだ。
 

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