消防職員が出前授業 小6生対象に体験型講習会
愛川町立高峰小学校で7月8日、愛川町消防職員による「命の大切さ」を学ぶ講習会が行われた。これは、水の事故が多く発生しやすい夏休みを前に、平成18年度から毎年町内の各小学6年生を対象に行われているもの。技術講習ではなく、大切ないのちについて児童一人ひとりが考えていくことを目的としている。
当日は、DVDの視聴やディスカッションの後、6名の消防職員の指導の下、訓練用の人形を使い人工呼吸や心臓マッサージなどの実技と想定訓練が行われた。講習会を終えた児童の1人は「協力することや命の大切さが分かった」と話していた。消防本部では「保護者も一緒に加わった学校もあり、有意義な授業になった」と話す。
愛川町で平成5年から行われている救命講習会はこれまで1万5557人が受講している(平成23年6月30日現在)。平成13年5月には「応急手当普及推進の町 愛川」を宣言するなど、町をあげて応急救護の知識・技術などの普及推進に努めている。
夏本番を迎え、愛川町消防本部に水の事故とともに注意したいことを聞くと「一番怖いのは、熱中症です。自分でも気づかない内に発症している可能性もある。こまめに水分補給をすることが大切です。また、節電対策が重要視されている中ですが、無理のない範囲で実施してほしい」と話している。
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