防災知識の習得と対応力を強化へ 「地域の核」となる人材育成 消防と社協が合同で講座
愛川町は1月15日、防災・ボランティア週間に合わせ、消防本部と社会福祉協議会の共催による「災害ボランティアコーディネーター養成講座」を町役場分館ほかで行った。
同講座は町消防本部が行っている防災教室の一環でもあり、当日は地域の防災リーダーである防災指導員、町災害ボランティ登録者、一般の講座受講申し込み者、合わせて50名が参加した。
大規模な災害が発生した場合、被災地には資機材の確保やボランティアの募集、調整等を行う災害ボランティアセンターが設置される。同センターの立ち上げ、調整、運営を担うのが災害ボランティアコーディネーターだ。災害が発生する前に防災の基礎知識を習得し、地域の核となるコーディネーターの育成は防災・減災などの面から重要とされている。
講座は、非常時の炊き出し演習に始まり、東日本大震災での派遣報告等を踏まえ、災害時のボランティア活動について体験的に学んでいった。
参加者の1人は「災害に対する備えについて、自分の地域での防災を見直す機会になった。今後も継続してこのような訓練を行うことが重要だと感じた」と話していた。
また、体験訓練終了後の1月21日には、災害図上訓練を使い、今回の訓練を検証し、振り返るワークショップを開催し、参加者たちは理解を深めた。
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