災害対応力のある町に 愛川で人材養成講座
町消防本部と町社協の共催による災害ボランティアコーディネーター養成講座が1月27日、町文化会館ほかで実施された。災害時のボランティア活動や自主的な防災活動の普及を目的とした「防災・ボランティア週間」の一環として行われたもので、当日は18名が参加した。
甚大な被害をもたらした東日本大震災では、復興にむけてボランティアが多く活躍していることは知られている。同時に現場では、集まったボランティアのマッチングと調整を効率よく行う「災害ボランティアセンター」の必要性が再認識された。このセンターの立上げから運営を担うのが、災害ボランティアコーディネーターだ。災害が発生する前に知識を習得し、地域の核となることが期待されている。
講座では、炊き出しといった非常時における基礎のほか、多数のボランティアが訪れることを想定し、受け入れ体制や運営のノウハウを消防・社協職員、町災害ボランティアネットワークらの指導の下に確認した。参加したのは、地域の防災リーダーである防災指導委員、町の災害ボランティア登録者などで、講師の説明に熱心に耳を傾けていた。また厚木警察署員も2名参加し、今後の連携方法や手段などについて情報共有を図った。
演習と講義を終え参加者は「避難所運営訓練では、想定される避難所をどの教室に配置するかを考えた。これまで考えたこともなく、勉強になった」、「女性でもできるボランティアもある。有事の際の力になるので、ひとりでも多くの活動仲間が増えるといい」などと話していた。
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