「まず、生き残る」 愛川町で防災教室
町消防本部と町社協は1月25日と26日の2日間、共同で「災害ボランティア養成講座・防災教室」を開いた。大規模災害発生時などに地域の核となる人材育成を目的に毎年実施している事業で、今年は2日間で延べ111人が参加した。運営協力は厚木警察署、座間市、愛川町の災害ボランティアネットワークほか。
参加者の中心は、地域防災リーダー、避難所運営委員、町災害ボランティア登録者だが、一般の申込者も年々増えている。講座はボランティアセンター運営・非常食の体験のほか、講義、そして同事業では初となる夜間宿泊訓練へと続いた。
災害時の動きを考える講座では講師の「地震災害は防ぐことができないため、生き残らなければ始まらない」という意識づけでスタート。その上で、発災後の3分、3時間、3日間で何ができるのかを考えた。
その後、愛川中原中学校の柔道場へ移動。段ボールで間仕切りを作り避難所生活を体験した。参加者の1人は「いつ来るかわからない災害に備え、これからも講座の機会に積極的に参加して経験を積んでいきたい」と話した。
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