備えはまず家庭から 愛川町で親子防災教室
体験を通して楽しみながら防災について学ぶ親子教室が2月23日、愛川町消防庁舎で開かれた。この教室は安心・安全への関心を高めるとともに、災害へ備える意識を家庭から高めてもらうことが目的。2009年度から町内の6小学校を対象に、毎年2校ずつにわけて実施されている。この日は、中津小学校と菅原小学校の児童と保護者合せて19組40人が参加した。
午前中のメニューは、袋を使った非常時炊き出し訓練、新聞紙を使ったスリッパづくり、ペットボトルを利用した水のろ過、身近な生活空間での防災マップづくり。また午後は東日本大震災で実際に発生した津波の高さを体感する高さ体験、暗所作業、初期消火を学んだ。
参加者の1人は「防災マップ作りでは防災行政無線の位置や避難場所など知らないことに気づいた。家の周辺の危険な場所も含め、普段から意識して生活したい」と話した。
教室を終え消防本部の担当者は「親子で体験し学ぶことは防災意識を向上させる有効な手段。今後も災害時にとるべき行動や助け合いの大切さ、日頃の備えなどを広くよびかけていきたい」と話している。
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