宮ヶ瀬ダム観光放流はじまる おすすめ見学スポット紹介
地域振興を目的に2002年度から始まった「宮ヶ瀬ダム観光放流」。今年も4月から11月までの毎週水曜日、第2日曜日、第2・4金曜日ほかで実施される。今年度の放流は合計70日を予定。年度の最終月となる11月には5日間の連続放流も企画されている。
昨年度は見学者数が5万6903人と過去最高を記録。人気のワケはなんといってもその迫力にある。高低差はおよそ70メートル。放流管は2つあり両方で毎秒30㎥が流れ出る。これは25メートルプールが12秒で満水になる量だという。
相模川水系広域ダム管理事務所によると、宮ヶ瀬ダムの800メートル下流には石小屋ダムという小さなダムがあり、宮ヶ瀬ダムのすぐ下はその石小屋ダムの湖になっている。観光放流は石小屋ダムの湖に落としているだけで水を無駄にしているわけではないという。
同事務所がすすめる「観光放流」をより楽しむために知っておきたい絶景ポイントは3つ。1つ目は「ダム堤体正面の橋の上」。この場所はダムを正面からみることができる定番スポット。豪快な水音とみずしぶきで臨場感ナンバーワン。2つ目は「エレベーターよりの堤体出口付近」。吐口に一番近い場所で、ダムの高さと落下する水の迫力を体感できる。そして3つ目は「新石小屋橋」だ。場所は少し離れているが宮ヶ瀬ならではの景観も一緒に見ることができる。
詳しい日程は同事務所のホームページで確認できる。問合せは【電話】046・281・6911へ。
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