愛川町は1月26日、コマツレンタル株式会社(本部・横浜市神奈川区)と「災害時における建設機械の供給についての協定」を締結した。
これは、台風や大雪などの災害時に迅速な復旧活動が行えるように、町が災害対策強化の一環として行ったもの。町がこの協定を締結したのは同社が初。
建設機械のレンタルを行っている同社は、町内中津に営業拠点の「さがみ店」がある。この協定によって、災害対応にあたる建設機械が不足した場合、町が優先して建設機械の供給を受けることが可能になった。
また、町道の除雪について町は、新たに企業22社と業務委託契約を結んだほか、企業19社、個人5人と「除雪作業についての協定」を締結した。
町は昨年まで、愛川町建設業協会所属の建設業者10社と連携で大雪時の除雪作業にあたってきた。しかし昨年2月の大雪では除雪作業が思うように進まず、造園や管工事など、建設機械を所有する企業・個人と新たに契約や協定を結び、積雪時に備えることにした。
これにより、想定外の大雪などの際は、合計で46の企業・個人に協力を要請し、初動体制を取るという。
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