仏果山の麓を通る愛川町半原の林道の一角に、毎週土曜日だけ開かれる炭焼き場がある。「愛川炭焼愛好会」は、気の合う仲間たちが集い、力を合わせて炭を焼く、大人の遊び場だ。
同会は15年前に愛川町森林組合の傘下団体として誕生した。現在の会員は15人で、メンバーは会社員や自営業、退職後の人など様々。趣味の場として毎週数人で作業を行っている。
炭の材料となる材木は、一般家庭の庭木の手入れなどで出たものを貰い受けている。15年間使い続けている専用の窯でじっくりと燃やし、燃料用の炭にする。難しいのは火を止めるタイミング。約3日間燃やし続け、煙の色や温度の変化で見極めるという。
作られた炭は、愛川町のふるさとまつりなどイベントで販売するほか、バーベキュー場など炭を使う民間の業者にも販路がある。一般の人への販売も行っており、炭焼き場では1箱3kgで300円。同会の小島久司会長は「年々会員も高齢化が進んでいるので、炭焼きに興味のある方はぜひ見に来てほしい」と話す。詳しくは【電話】046・281・0617小島会長へ。
愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
「何が必要か」を常に模索5月1日 |
穏やかな時代を共に5月1日 |
|
2019あいかわチャリティーゴルフ5月1日 |