愛川町出身で厚木市在住の梶原有高さんが6月24日から26日にかけて開幕された「第100回日本陸上競技選手権大会」(愛知県・パロマ瑞穂スタジアム)の男子5000m競技に出場。記録は9位だった。
梶原さんは、松蔭大学在学中には箱根駅伝の学連選抜チームに4年連続で選出された。ルール変更もあり、4年連続での学連チーム出場は梶原さんただ一人だ。
大学卒業後は藤沢市に拠点を置く(株)プレス工業の陸上競技部に入り、ニューイヤー駅伝などで活躍。都道府県対抗駅伝では神奈川県の主将も務めた。
しかし「マラソン競技に本格的に取り組みたい」と昨年10月に退社。厚木に拠点を移し、現在は厚木市陸上協会所属。いわゆる「市民ランナー」だ。
日本選手権への出場は4回目で、2年前の大会では4位に入賞した。市民ランナーとしては初めての出場。当初は10000mにもエントリーしていたが、2月に左ひざの靭帯を負傷した影響から一時期練習ができず、得意な5000mに絞った。現在、陸上活動を支援してくれる企業を探している状況であるため、好成績を残すことでスポンサー探しへのプラスにしたい想いもあり8位入賞を目指したが、あと一歩及ばず。梶原さんは「けがの影響で万全とはいかなかったものの、現時点でのできる限りは出せた」と振り返る。
日本選手権後は、いよいよ念願のフルマラソン復帰を見据える。自己ベストは2時間18分01。荻野運動公園をはじめ、相模原や海老名の競技場で週6日練習に励む。「2時間10分を切りたい」と、まずは12月の福岡国際出場をめざす。ゆくゆくは東京五輪、世界選手権への出場が目標だ。
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