愛川中学校美術部の生徒が昨年12月28日、愛川町田代の中津神社に大絵馬を奉納した。
これは、同神社が神社本庁の神社振興強化対策モデル神社に選ばれたことをきっかけに始まったもの。2013年の「巳」から始まり、「午」「未」「申」と続き、今年の「酉」で大絵馬は5枚となった。
大絵馬は左右が約180cm、上下が約90cm。富士山を背景に、大きく羽ばたく鶏の絵が描かれている。
同校の文化祭が終わった10月から生徒10人がデザイン案を持ち寄り、正式なデザインを決定。大きな絵馬だけに作業を分担しながら、12月上旬までかけて仕上げた。
奉納式が行われたこの日は、拝殿で生徒や甲賀裕樹宮司らが参加して厳かに神事が執り行われた。
甲賀宮司は「毎年真剣に、上手に描いていただいて本当に感謝しています。これを機会に、神社へ親しみを持っていただけたら嬉しいです」と話す。
奉納された大絵馬は現在、同神社の鳥居に飾られ、参拝者の目を楽しませている。今後は、五穀豊穣を願って2月11日(土)に行う「春祭」まで鳥居に飾られるが、その後は拝殿に奉納され、通常は見ることができない。甲賀宮司は「干支が一周したら、一堂に展示して見ていただく機会も設けたい」と話す。
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