愛川町福祉センターで3月11日、障がい福祉フォーラム2017が開催された。主催はNPO法人「地域生活支援の会・あい」。
この催しは、2016年に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が施行されたことに伴い、今年初めて行われたもの。障がい者差別の解消にむけて映画上映や講演、シンポジウムが行われ、延べ180人が参加した。
第1部では、障がいのあるなしに関わらず児童が同じ教室で学び、不登校ゼロを目指す取り組みを進める大阪市立大空小学校を描いたドキュメンタリー映画「みんなの学校」を上映。第2部では、障害福祉サービス、グループホーム事業を行うNPO法人「UCHI」所長の牧野賢一さんを講師に迎え、「障がい者差別解消法について」というテーマで講演が行われた。
その後、牧野さんをコーディネーターとしてシンポジウムを開催。障がい者や家族など5人が登壇し、「国や行政で障がい者施策を進めるときには、障がい当事者の声をきいてほしい」「差別解消には、地域の皆さんとの触れ合い、理解、サポートが大切です。何気ない一言でも、障がい当事者に勇気を与えてくれることがあります」などと語った。
このほか会場では、障がい者による絵画作品などのアート展や、町内福祉事業所による製品販売およびパネル展示が行われ、多くの来場者で賑わった。
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