寒川高校 被災地へ想い届け 文化祭の利益24万を寄付
寒川高校の生徒会および文化祭実行委員会が12月14日、東日本大震災の義援金として日本赤十字社に24万5700円を寄付した。
これは同校の文化祭で得た利益全額。同校ではこれまで文化祭で出た利益は次年度の資金としていた。しかし、東日本大震災が発生した今年「被災地のために何か出来ないか」と文化祭実行委員会で話し合い、義援金を送ることを決めたという。『Heart to Heart―仲間の絆―』をテーマに掲げ、9月の文化祭当日には物販なども積極的に行った。その結果、例年よりも利益が多く出て、最終的に24万5700円という金額になったという。
また同時にPTAの協力を得ながら、学校全体で節電やグリーンカーテンなどに取り組み、生徒の意識を高めてきた。「一人ひとりが節電などを行ってきた結果を被災された方に渡せるのはすごく意味のあることだと思います」と話す生徒会長の久志瑞季さん(2年)。久志さんと共に生徒代表として寄付を行った文化祭実行委員長の矢数大樹さん(3年)は「文化祭でテーマを掲げてやってきて、得たものがこの義援金。ちゃんと届けられればいいと思います」と話していた。
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桜色に染まる週末4月12日 |
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