歩いて知る寒川の歴史 ウォーキングコースに南部を新設
寒川町観光協会(田中利次会長)がこのほど町のウォーキングコースをリニューアルし、同協会のホームページで公開した。コースは北部、南部、中南、中北の4つで、各地区の史跡や神社仏閣をめぐるものとなっている。
これまで同協会が発行する観光マップで紹介されていたウォーキングコース。しかし、マップでは縮尺の関係で詳細な道が書かれておらず「入り組んだ道にある史跡だとマップでは辿りつけない」という意見が寄せられていた。昨年、同協会ではマップの作り直しを検討したが、予算や縮尺の変更が難しく、作り直しに時間がかかることから、拡大・縮小が自由に出来るインターネットの地図を活用し、ホームページ上で公開することにしたという。
「観光マップは2002年に作られたもので、掲載されている写真も現在の状況とはずいぶん違う」と話すのは、今回コースの作成を行った同協会の観光サポーター・江畠新吉さん。作り直すからには写真も一新し、寒川町の歴史を知ってもらえるものにしようと、従来あった『倉見(北部)コース』、『一之宮(中南)コース』、『宮山・岡田(中北)コース』に加え、今回新たに南部の『中瀬・大曲・田端コース』を作成。各コース約4〜7Kmで、史跡などを見ながら回ると半日ほどかかる距離だという。また、ホームページには昨年夏頃から江畠さんが町内の史跡をめぐってコツコツ撮りためてきた写真とともに、史跡や神社、仏閣などの詳細な説明も掲載されている。
「健康のためだけでなく、昔の寒川を思い描きながら歩いてもらい、より寒川を知ってもらえたら」と話す江畠さん。将来的には観光マップでの作り直しをめざすという。
観光協会HPはhttp://homepage3.nifty.com/samukawa-kankou/
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