タウントピック 住民有志が見回り 小谷地域防犯安全パトロール隊
夜の小谷地域に響く拍子木の音。「戸締り、火の元に十分ご注意下さい―」。1月14日に小谷地域防犯安全パトロール隊(佐藤信隊長)による今年最初の見回りが行われた。同隊は住民有志が集まって出来た自主防犯組織だ。
同隊が発足したのは2010年11月。小谷地域で空巣などの犯罪が発生していたことから、地元の安全は自分たちで守ろうと、小谷地域の防犯指導員である佐藤さんの呼びかけに賛同した有志が集まり発足した。以来、第2・4土曜日の午後7時から、1時間ほど地域パトロールをしている。
1月14日に行われたパトロールには23人が参加。隊発足当初に作成した東・入町地区、北・西地区、原地区の3ルートに分かれ、拍子木を打ち鳴らしながら、拡声器で戸締りや火災予防などを呼びかけた。この拍子木も同隊の主旨に賛同した協力者からの寄付だ。発足当初は何もなく、拡声器も町役場から借り受けていたという。
発足から半年経ったころ、神奈川県から補助金を受けてようやく自前の拡声器が揃ったが、基本的には地元住民の協力が頼りだ。パトロールへの参加もそれぞれの自発的な行動に任せているため、毎回メンバーが異なっている。しかし平均で20人、これまでに延べ460人が参加し、中には親子で参加してくれる人もいるという。
「出られる時だけでいいので協力をしていただける方がいれば、ぜひ仲間に加わって欲しい」と話す佐藤隊長。問合せは【電話】0467・75・2302
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