5月5日の「こどもの日」に合わせ、みずなし川緑地を中心に行われる「子どもまつり」と「手づくり広場」。今年は、東日本大震災を考慮し、チャリティーイベントとして開催することになった。
市民から寄付された鯉のぼりを空にあげ、子どもたちの交流や親子のふれあいの場を提供している「子どもまつり」。昭和52年から行われ、昨年は約200匹が大空を泳いだ。東日本大震災を受け、鯉のぼりの催しを中止している自治体もあるが、秦野市は「市内に避難している親子もいる。子どもたちが少しでも元気になれば」と実施を決めた。
今年は名称を「こどものつどい」に変更し、4月29日(金)から5月5日(木)までの開催。鯉のぼりおよそ80匹をみずなし川緑地にあげる。
同時に5月5日は、中央運動公園陸上競技場で模擬店や各種ゲームも行われる。時間は午前10時から午後3時まで。
また、市内全13小学校に協力を呼びかけ、被災地の子どもたちへのメッセージを書いた横断幕(縦1m・横3m)13枚を製作。今月20日に参加した本町小学校本部委員会の高久梨乃さん(6年)は、「文字の中に、みんなの想いを書くことにした。メッセージが伝えられれば嬉しい」と話した。
メッセージは、中央運動公園前の人道橋に展示する予定。主催する市こども育成課は「市内で避難生活を送る子どもたちを招待し、見てもらえれば」とコメントした。
問合せは同課【電話】0463(81)7011まで。
手づくり広場は5月5日に
今年で27回目となる「手づくり広場」は、5月5日(木)に同緑地で開催、約40団体が参加する。リサイクル品や農産物、市民や市内の障害者施設利用者による手作り品などが、各テントで販売される。
さらに今回は「がんばろう日本!負けるな東北!」と銘打ち、募金箱を設置して義援金を受け付ける。
時間は午前10時から午後3時まで。
問合せは市てづくり広場実行委員会【電話】0463(83)1621・小早川八重子会長へ。
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