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青葉区版 掲載号:2022年2月10日号 エリアトップへ

2021年市自殺者数 前年比微増で高止まり コロナ禍が影響か

文化

掲載号:2022年2月10日号

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 厚生労働省の統計によると、2021年(1月―12月)の横浜市内の自殺者数は506人で、20年の498人から微増となった。市が設置する「こころの電話相談」への相談件数は増加しており、「新型コロナの影響とは断言できないが、自殺者数の高止まりを注視する必要がある」と市担当者は話す。※21年の数値は全て暫定値。20年以前は確定値。

 21年の全国の自殺者数は2万984人。20年比で97人減だが、コロナ禍以前の19年比では815人増となっている。市内の状況も同様で、19年の417人に対し、高止まりの状況だ。

 21年の市内自殺者の状況を見ると、男性は325人、女性は181人。年齢別では50代が最も多く106人。続いて30代が84人、40代が71人。自殺理由として最も多いのは「健康問題」で、「家庭問題」「経済・生活問題」と続く結果だった。働き盛りの男性が多い傾向だ。なお、青葉区内の自殺者数は36人だった。

 市こころの健康相談センター長で精神科医の白川教人氏は「人との交流が減るなど、長期化するコロナ禍の影響も懸念される。悩みは一人で抱え込まず、相談することが大切」と話す。

電話相談も増

 市は悩みを抱える人を孤立させない取り組みとして「こころの電話相談」を設置している。21年度(4月―12月)の相談件数は5589件(月平均621件)で、前年度の月平均に対し34件増加した。相談内容は「オンライン授業で友達ができない」「職場や家族、友達との感染症対策の認識の違いがストレス」など、コロナの影響もうかがわれる。

 また、市は19年から、インターネットで自殺に関するキーワードを検索した際、市が委託する相談窓口などを表示する取り組みを実施。20年に月平均32件だった相談件数は、21年は月平均43件に増えている。市担当者は「相談件数が増えることは、取り組みの1つの成果でもある」と話す。

 横浜市「こころの電話相談」は【電話】045・662・3522。平日17時から21時30分、土日祝8時45分から21時30分。

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