青葉区 経済
公開日:2022.04.07
市景況・経営動向
前期比8・4㌽低下
中堅・中小依然厳しく
横浜市は3月25日、第120回景況・経営動向調査(2022年1-3月期)の結果を発表した。自社の景況を判断する指標「自社業況BSI」は全産業でマイナス34・4となり、前期(21年10月-12月)より8・4ポイント低下した。
新型コロナの影響後で最も低い数値マイナス64となった20年4-6月期から上昇していたが、再び低下に転じた。
企業規模別にみると、大企業の今期はマイナス12・5で前期よりも0・3ポイント上昇した。一方、中堅企業はマイナス29・8で12・2ポイント低下した。また中小企業もマイナス37・2と前期より8・4ポイント低下した。回復に向かっては大企業との差が開く形になった。
業種別でみると、最も厳しいのは依然として「飲食店・宿泊業」のマイナス88・9で、来期の見通しもマイナス77・8となった。一方、最も良いのは「輸送用機械」のマイナス11・1だった。
調査による数値は、ロシアによるウクライナ侵攻以前の回答をまとめたものであり、その影響を反映していないという。
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