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青葉区 教育

公開日:2025.08.14

桐蔭横浜大
「おもしろ体験」に親子550人
新素材太陽電池のデモも

  • 実験をスクリーンで実況

 「第27回桐蔭おもしろ体験教室2025」が8月2日、桐蔭横浜大学で行われ、約550人の親子連れが来場した。

 「地元の小学生たちに本物の体験をしてもらいたい」という同大学教員の思いから始まったイベント。ドローンや光がテーマの科学教室のほか、ものづくりやスポーツなどが体験できる教室など20余りが開講した。

 目玉である特別教室では、大阪万博でも使用されているペロブスカイト太陽電池について、その発明者である同大医用工学部の宮坂力特任教授と、共同して研究を行う大学院生が登壇。世界で初めて衆人環視のもと、その場で完成させた太陽電池で電子オルゴールを鳴らす実験を実演した。参加した児童たちは興味津々に、「車や電車は動かせますか」など口々に問いかけていた。

 宮坂特任教授は「ペロブスカイト太陽電池は曲げることができ、発電効率も高い期待される技術。子どもたちにとっても科学について考えるきっかけになれば」と話した。

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