4月26日の「ポップ&クラフト絵手紙教室」で講師を務める絵画指導インストラクターの 小泉 浩子(ひろこ)さん 長津田在住 49歳
描く喜び、絵手紙に載せ
○…「絵手紙には、日常の何を描いてもいい。慣れてくると5〜10分ほどで描けるようになります」。4月26日(金)、みどりアートパークで「ポップ&クラフト絵手紙教室」を開く。油性ペンや顔彩などで着色して制作する「鯉のぼりカレンダー」作りの指導にあたる。SNSが普及した今だからこそ、はがきに絵を描き、一言メッセージを添えた絵手紙を通じたコミュニケーションに、かえって新鮮さが感じられるもの。「もらった人が喜んでくれるのがうれしいですね」
○…南足柄市で生まれ育った。幼少期から絵を描くことが好きで、中学時代は美術部で水彩画などの技術を磨いた。都内の美大に進学するとデザイン科で学び、卒業後は横浜市内の靴メーカーに就職。自身がデザインを起こした商品が店頭に並んでいるのを見ると「自分の子どもが世に出た感じがしてうれしかった」と当時を振り返る。
○…家庭では一人息子を育てる母親の顔。子育て中に「絵画指導インストラクター」の資格を取得し、6年ほど前からは、いぶき野小学校放課後キッズクラブの支援員として活動している。月に数回、同クラブの児童たちに絵の制作や工作などを教えており「子どもたちは発想がすごく豊か。大人が考えつかないようなことも描くので、色づかいの参考になることもあります」と語る。
○…地域の絵手紙教室に通い始めたのは5年ほど前。365日、講師宛に絵手紙を描いてセンスを磨いた。教室運営のノウハウなども学び、昨年秋から自身の絵手紙教室を開講。今年2月からはみどりアートパークで、月1回の定期開催を始めた。「絵手紙を送る楽しさを伝えていきたい」。大切な人を笑顔にする喜びを原動力に、心のままに、また絵筆を執る。
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